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声の響き

 

声帯(男性は分かりやすいですね。喉仏の下です。大きさは男性17~23mm、女性は12~17mm。この大きさの差が声の差です)に軽く指を触れ、優しく声を出してみて下さい。

 

振動していますか? どのくらい振動していますか?

 

喉表面では無く、少し奥にあるこの声帯の響きが、声帯原音。いわゆる地声です。

 

人の声の音色とは、声帯で作られた音が、唇や鼻腔までの部分を通る際に、共振・共鳴を起こした音です。

つまり、声とは声帯の響きであり、喉の響き・口の響き・鼻の響きでもあります。

 

 

ところが、緊張したり、頑張って声を張りすぎていたり、体に力が入りすぎていたりする時、

体内でこの共鳴が起こっていません。

 

そんな時は、

声帯の中で振動してるかな? と指を触れてみたり、

その音が体のどこで共鳴してるかな?

と、体に意識を向けてみて下さい。

 

目指すは、子供の頃、無邪気に遊んでいた状態です!

ぜひ体を使って「響き」を楽しんで下さいね♫